車検を1からおさらい

ユーザー車検の体験談

ユーザー車検を受けたいという人にとって役立つのが実際に受けた人の体験談です。成功した人も失敗した人も様々な口コミを寄せてくれているので、現地でどのような経験をしているのかを大まかに把握して心の準備をしましょう。

 

安いからこそ試そうとユーザー車検へ

ユーザー車検の体験談ではやはり安いからこそ試しにやってみようと決断している人が多いのが特徴です。車検費用が安くなるのなら多少の苦労もいとわないという気持ちで休みを取って車検場に向かっている人が大勢います。緊張しながら書類を作成し、車に乗って検査ラインに入っていくと、初めての人はどぎまぎしながら車検を受けるようになっているのが通常です。誰しもが心配になるものなのは確かですが、実際に受けてみると簡単で安堵したという話が多いでしょう。受けている人の傾向として車も安く手に入れたケースが多く、中古車の初めての車検でまずはユーザー車検を行うのはよくあるパターンです。概して中古車や新古車のユーザー車検は多くなっています。

 

失敗してしまう人も多い

実際に車検場で車検を受けてみると失敗したという人も大勢いるのが事実です。失敗して整備をしなければならなくなって苦労したという体験談もありますが、意外にその日のうちに合格しているケースも多くなっています。一日に四回まで受験のチャンスがあるので、すぐに整備をしてしまえば余計に料金が発生するわけではありません。近くにテスター屋という車検の体験と簡単な整備を行える業者があって、失敗したときにはそこで練習をしながら整備もして万全の体制で再受験するという方法が取られています。概して二回以内に成功したという体験談が多く、それ以上になってしまったときにはその日のうちには合格できなかった失敗談というのが傾向です。

 

一発合格している人は周到

一発合格したいのはユーザー車検を受けるときには当然ではあるものの、それほど確率が高いわけではありません。成功している人は周到な準備をしている傾向があるので手を抜かないのが大切でしょう。体験談では事前準備についてもよく解説されています。検査ラインを予め見学させてもらって、どのような手順で行わなければならないのかを理解した上で挑んでいる人は成功しているのが一般的です。また、予めテスター屋を利用して必要なノウハウも伝授してもらい、ブレーキの踏み込みのように失敗しやすい点の確認をした上で車検に臨んで成功している例もあります。事前に準備をしてからユーザー車検に行くようにすれば車の状態が大丈夫なら一発合格できるでしょう。

2017-09-29 | Posted in 気になる車検費用, 車検を1からおさらいComments Closed 

 

必ず確認!事前チェック

ユーザー車検を受ける前に必ずチェックする項目を、内装・外観、装置・機能、予備車検、の3つに分けて説明ます。項目に沿って車の状態を把握しておくと良いでしょう。車検の前にチェックしておいて、全ての項目をクリアにしておくと合格率が上がります。

 

内装・外観を細かくチェックする

内装・外観のチェック項目は全部で5つです。1つ目の内装はシートベルト、バックシート、ギアパターン、ホーンマーク、コーションラベル、発煙筒の取り付けの具合や有無を確認します。足りないものや不具合が無いようにしましょう。2つ目のメーター廻りは警告表示灯が灯っていないかを確認します。灯っていたら、整備が必要になります。3つ目は外観の灯火装置です。全ての灯火装置が点灯するかを確認します。レンズの破損があればレンズを交換し、ライトが切れていればライトを交換します。4つ目はタイヤです。ひび割れの有無や溝が1.6ミリ以上残っているかの確認をします。タイヤがフェンダーからはみ出している場合は調整が必要です。5つ目はガラスです。フロントやサイドのガラスの損傷の有無を確認します。不必要なシールは剥がしておきましょう。

 

装置・機能のチェックポイントを細かくまとめる

装置・機能のチェックすべき項目は5つになります。1つ目はワイパー・ウィンドウォシャーです。ウォッシャー液を出して、ワイパーが正常に機能することを確認します。2つ目はホーンです。ホーンを鳴らして正常に音が鳴るかを確認します。3つ目はマフラーです。マフラーは排気音から排気漏れがないかを確認して、漏れがあれば交換します。また、排気音が大きいマフラーの場合は消音装置が必要になります。4つ目はドライブシャフトブーツです。これはゴム製品でタイヤの内側と車体中央側についています。確認方法はステアリングを精一杯きり、タイヤの内側を覗き込むと見えます。破損がないかを確認しましょう。5つ目はステアリングラックブーツです。これは車体の中央側についているゴム製品です。破損がないかを確認します。

 

予備車検場でのチェックポイントはこちら

予備車検場では陸運支局で受ける検査と同じ検査を受けることができます。予備車検で合格できれば車検で落ちることはまずありません。4つの項目に分けてチェックポイントを説明します。1つ目はサイドスリップ検査・調整です。前輪タイヤの横滑り量を検査して、基準値をオーバーした場合はスタッフが調整します。2つ目はブレーキ検査です。前後のブレーキとサイドブレーキの効き具合を検査します。基準値に達していない場合には交換が必要になります。3つ目はスピードメーター検査です。検査機器の上で車を走らせ、実際のスピードと機器に誤差がないかを確認します。4つ目はヘッドライト検査です。ヘッドライトの光量と光軸の調整を行います。ライトの光量が基準値を満たさない場合は交換が必要です。

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検査ライン徹底解説!

ユーザー車検を受けるときには検査ラインに入っていって次々に検査を行っていき、最終的に合格の判定を貰えれば車検証を発行してもらえるようになっています。どのような流れになっているのかを徹底的に理解しておきましょう。

 

全体の流れをまずは把握

検査ラインで行われる内容は現場によって少しずつ違いがありますが、全体で行わなければならない項目はどの検査場で行っても同じです。検査の順序や使用する機器に違いがあるだけなので、細かな内容よりも何をしてどのような検査を行っていくのかを理解しておくのが大切になります。検査項目は次のようなものがあるのが現状です。
・同一性の確認
・外観検査
・排ガス検査
・下回り検査
・サイドスリップ検査
・スピードメーター検査
・ヘッドライト検査
・ブレーキ検査
これらを順次検査場に設置されているテスターを利用して実施したり、検査員によって行われたりして、最終的に総合判定を受け取るという流れになっています。滞りなく行えるように具体的に何をするかを把握しておきましょう。

 

検査のときに行う内容とは

検査のときには基本的には電光掲示板に記載されている指示通りの操作を行ったり、検査員に言われたように車を動かしたりすれば問題ありません。例えば、外観検査を行うときにはライト類のオンオフについて検査官の指示が下されるのでその指示に従います。ワイパーやウォッシャー液、クラクションなども必要なものであり、車に搭載されている諸々のスイッチとその動作を確認する段階です。排ガス検査のときにには装置に排ガス検査プローブを挿入して検査が完了したら外すだけで終わります。基本的な使い方は指示が記載されているのでその通りに行えば大丈夫です。下回り検査でもギアの入れ替えやエンジンの操作などの操作を指示に従って行うと終わります。

 

マルチテスターのときには簡単な諸々の点検

サイドスリップ検査については所定の位置に車を停めると自動的に行ってくれるので特に難しい内容はありません。スピードメーター、ヘッドライト、ブレーキの検査はマルチテスターが設置されている車検場の場合には一箇所で全てを終えられるので簡単です。スピードメーター検査では40キロでパッシングを行って駐車ブレーキを緩め、ブレーキを踏んで停止するという動作を行います。ヘッドライト検査はライトをハイビームにすると自動的に検査が行われるのが通常の仕組みです。この後に行われるブレーキ検査については失敗の多いところなので注意しましょう。電光掲示板の指示に従って全力でブレーキを踏んで十分に機能しているかを確認します。駐車ブレーキの検査についてはかけるだけで問題ありません。これらの点検を終えて全て合格していれば最後に総合判定が行われて車検証を発行してもらえます。

これらの検査について、海外メーカー車などはメーカー基準が異なってくる場合があります。不安であれば、やはりディーラーやメーカー専門の車検工場などで相談・もしくは車検を依頼するのも一手です。安いだけでなく、安心して車検を終えられるよう適宜選ぶのが良いでしょう。

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24ヶ月点検整備とは?

昔の24ヶ月点検整備と車検(ユーザー車検も含む)は、だいたい同じ意味として言われてきました。それで、業者に頼むと車検と共に24ヶ月点検も一緒に行われました。しかし、現在では車検後24ヶ月点検を行っても何の問題もありません。これに付いて分かり易く説明します。

 

車検との違い! 24ヶ月点検整備

車検を受けないで車検が切れたままでの運転は、国の決まりがあるので出来ません。車検切れのまま運転していると警察に止められ免許停止・罰金を受ける事になります。ですから、車検を受けるという事は、車を運転する以上どうしても必要だと言って良いでしょう。車検は、公道を走るための検査です。しかし、車検を受ければ車両の整備が十分にされているという事ではありません。車検後でも故障して整備をしなければならないという事があるからです。24ヶ月点検整備も決まりで義務となっているところは車検と同じです。24ヶ月点検整備を受けないで、まず車検を受ける事も出来ます。24ヶ月点検整備には、良いところがあります。それは、車検で点検しないところを整備し故障を防ぎ、修理費を抑える事になります。

 

24ヶ月定期点検整備!それは、何ですか

24ヶ月定期点検整備とは、字のごとく2年に1回の整備ということです。車検では、自動車点検基準の56箇所の点検を受けます。点検作業の箇所が24ヶ月定期点検整備の項目になります。それで、車検を通してもらうために、24ヶ月定期点検整備を行います。また、24ヶ月定期点検整備は使用者の義務になっていますので、整備をするのは当然になっています。24ヶ月点検では、どんなことが行われるのでしょうか。検査項目は当然ですが、ブレーキの状態・ブレーキパットの状態・ホイールナットの取り付け・タイヤの状態・オイルの漏れ・ファンベルトなどの緩み・排ガス規定の56項目などです。これらの項目は、すべて故障すると致命的な事になるところばかりです。

 

車検よりも大切!24ヶ月定期点検整備

車検を受けるにあたって大切なのは、本当は車の検査ではありません。それは、24カ月点検整備です。車の検査は、日本の道路を走行するための通過点でしかありません。車検が受かったからとして安全に走行できるというわけではないのです。そのために行うのが2年に1回の24カ月点検整備です。その時は、点検に応じて調整や取り換えをし、車の調子を整えます。この作業は、だいたいの人が整備工場か購入したお店で予約をして出している人がほとんどだと思います。どこを点検整備するかに付いては前の項で紹介しました。そこで、24カ月点検整備ではどんなところを見ているのか。検査でチェックされた部分を整備士さんが記録した「指定整備記録簿」から見る事ができるんです。ぜひ、チェックして見て下さい。あなたの大切な車の状態が一目で分かります。

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車検を受ける運輸支局ってどんなとこ?

車検を受ける運輸支局とはどんなところなのでしょうか。ユーザー車検を行なったことがある人は行ったことがあるでしょう。陸運局には何があって、どんなことができるところなのかまとめてみましたので、参考にしてみてください。

 

運輸支局の概要

運輸支局は、国土交通省が地方支分曲である地方運輸局の下部組織である行政機関のことです。各都道府県と北海道に設置されています。ただし、沖縄県と兵庫県にはありません。もともと、陸運事務所と海事事務所が統合された施設であることが多く、陸運部門と海事部門が、別々の庁舎になっているところも多いです。
運輸支局の中には、陸運部門の「自動車検査登録事務所」や、海事部門の「海事事務所」が設けられています。一般的には、運輸支局の陸運部門や自動車検査登録事務所を旧称である「陸運支局」や「陸運事務所」と呼ばれることもあります。
最寄りの運輸支局は、インターネットの国土交通省のホームページから検索して見つけることができます。

 

運輸支局では何ができる?

運輸支局でできることを挙げてみると、陸運関係では「自動車の検査・登録」が可能で、ナンバープレートの交付なども行なってもらえます。その他、「バス・タクシー・トラック関係の事務」に関する手続きや、鉄道関係事務、観光関係事務、倉庫関係事務の手続きが行えます。
海事関係については、「船員の雇入契約、船員手帳の交付関係事務」や、「海技免状の更新等関係事務」、「船員の職業紹介、失業、保険金支給関係事務」などの業務が行われています。その他、船舶の登録や検査関係の事務作業も行われていますので、自動車の車検のように、船舶の検査・登録業務を行なってもらえます。
一般的な人がお世話になる業務としては、自動車の新車登録時のナンバープレートの交付や、車検業務でしょう。

 

ユーザー車検のための設備

ユーザ車検を受けるにあたっての、運輸支局の設備としては、各種事務手続きを行うための事務所があります。
その他、自動車を検査するための検査コースがあります。検査コースの中には、サイドスリップ検査装置、ブレーキ検査装置、スピードメーター検査装置、排気ガス検査装置などが並んでいます。これらの検査コースは、流れ作業的に行えるようになっていて、入口を入ると、係員や電光掲示板の案内に従って進んで、係員の指示に従って車を操作すれば、自動的に検査が行われるようになっています。検査自体は簡単なもので、問題がなければ10分から12分程度で終わります。検査コースの出口には、総合判定ボックスがあり、その中に書類一式を提出します。

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ユーザー車検のやり方とは?

普通車・軽自動車ともに2年ごとに訪れる、車検の機会。実は車検手続きには2つ方法があって、お店に依頼して代行してもらう方法と、運輸支局に出向いて自ら手続きを行うユーザー車検があるのはご存知でしたか?ここでは、ユーザー車検の方法や必要な書類についてを解説します。

 

車検手続きに必要な書類やもの

これまでお店に依頼して車検代行してもらう方法以外にも、自ら運輸支局に出向いて車検手続きを行うという方法があります。それがユーザー車検です。まずは、運輸支局に行く前に準備しておきたい書類や必要なものをおさらいしておきましょう。
必要な書類は、車検証、自賠責保険証、自動車税納税証明書の3点です。車検証は原本でなくてはなりません。コピーでは不可となるため、もし万が一なくした場合は再発行しなければならないので注意。自賠責保険証は、自動車を購入した時に入らされる、いわば強制保険の証明書であり、車検の際はこの有効期間を次の車検の時まで延長しなければならないため必要となります。自動車税納税証明書は、毎年5月頃に支払う税金の支払い証明書です。
あとは、車検証に記載されている使用者欄の認め印(印鑑)と、念のため運転免許証を携行しましょう。

 

車検の手続き・手続きの前に予備検査場へ

運輸支局に向かう前に、支局内で行う検査項目と同じ内容の検査を予行演習として行える検査場に向かいましょう。運輸支局の近辺に大抵存在しており、民間企業であるため有料ですが、この予備検査場で自動車の状態を確認・調査して行った方が二度手間にならなくておすすめです。検査される内容は、ブレーキ・スピードメーターの検査、排気ガス検査や調整、サイドスリップ検査や調整、ライトの光軸検査などが主なもので、料金としては1,500〜3,500円前後が多いです。ただ、場所によっては存在しなかったり、民間人の利用がNGである可能性もあるので、事前に確認しておきましょう。
予備検査場で、整備不能な問題点・不具合が発見された場合、車検をパスすることは困難であることを覚えておきましょう。修理をして出直すか、運輸支局でとりあえず受けてみるかの判断を、整備スタッフに相談するのも良いです。

 

運輸支局での手続き

予備検査場で異常がなければ、運輸支局へと向かいます。窓口で、自動車検査票、自動車重量税納付書、継続検査申請書を受け取り、必要事項を記入しましょう。支局内に見本があるので、それに従い記入します。次に、支局内の印紙・証紙販売窓口にて、自動車重量税額分・検査手数料分の印紙・証紙を購入します。軽自動車は1,700円、普通自動車の場合は1,800円です。
書類を提出すると車検期間が2年延長されますが、強制保険である「自賠責保険」は延長されていないので、継続加入手続きを行います。支局内では取り扱っておらず、近辺に代書屋が存在するため、必ず依頼して継続させておきましょう。
自動車税納税証明書を窓口に持って行き、問題なく支払われていたら、支払済の押印がなされます。ここまで作成した書類一式を提出すれば、晴れて車検証の更新完了です。

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