+α 車検の知識

ユーザー車検の口コミ

少しでも車検を安く済ませたいと考えている人にとっては、ユーザー車検は気になる存在です。ユーザー車検はどのくらい難しいのか、また、どのくらいの費用で行えるのか、口コミをもとにまとめてみましたのでご紹介します。

 

事前に陸運支局に予約をする必要あり

今回の口コミは、デミオ2007年モデルを所有している方のものです。いわゆる普通車の車検です。普通車の車検を行うためには、あらかじめ陸運支局への予約が必要です。予約は、国土交通省のサイトから、全国の陸運支局に予約を入れることができ、予約はインターネットのみだそうです。口コミを記載された方は、初めてのユーザー車検だったそうで、予約日の前に会場を訪れ、車検の手続きを現場で確認し、必要書類なども事前にもらってきたそうです。当日に陸運支局を訪れてみると、多くの人々が訪れていて、初めてのユーザー車検をする人のための相談コーナーまで開設されていて、ユーザー車検が特別なものではなく、一般的になっていることを感じたそうです。

 

実費は3万7,700円

口コミを記載した方は、あらかじめ必要書類を自宅で記入してきたので、書類の提出は問題なく行えたようです。また、気になる料金ですが、車検手数料が1,700円、自賠責保険料が26,000円、自動車重量税が10,000円で、出費の合計は3万7,700円で、法定費用のみで車検が通せたそうです。
車の状態については、車を購入してから1年ごとに点検を受け、オイル交換なども済ませていたので、全く問題がありませんでした。もし、検査に落ちてしまっても1日3回まで無料で再検査を受けることができます。再検査の際には、近くに予備車検場があるため、車検に落ちた項目について予備車検場の人が車検に受かるように調整してくれるので問題ないそうです。

 

実際の車体検査

書類と各種料金を支払うと実際に車検場に車を持ち込んで車体を検査することとなります。
口コミによると、検査場に入るのに指定のレーンで待つのですが、約30分ほど待ったそうです。この30分が車検場にて一番かかった時間だそうです。
車のテストが始まると、最初に排気ガスの点検で、係員がマフラーに検査の棒を差し込むだけの簡単なものです。次は走行テストで、時速40キロメートルで走り、ブレーキをかけるテストが行われ、テストは15分ほどで終わり無事合格したとのことでした。検査時には陸運局の人が親切に教えてくれるので戸惑うことはなかったそうです。事前に、ウインドーウォッシャー液やラジエター液、バッテリー液、ブレーオイルなど補充してきたのに、ユーザー車検には全く関係なかったとのことです。
検査にかかる時間については、ユーザー車検ももちろん早いですが「スピード車検」を売りにした車検工場でも同様に素早い車検を行ってくれます。しかも、自分で色々行う手間は無くなるのでこちらの方がラクチンかもしれませんね。一度検討してみてはいかがでしょうか。

2017-09-29 | Posted in +α 車検の知識, 気になる車検費用Comments Closed 

 

ユーザー車検で不合格になったら?

ユーザー車検で不合格になってしまうと、不安になってしまいます。ですが、不安になる必要なんてないのです。不合格になってからどうすればいいかをここで確認してみると良いでしょう。手順を知っていれば不安は解消されます。

 

当日なら2回まで再検査を無料で受けられる

ユーザー車検で不合格になったとしても、2回までは無料で検査を受けられます。2回目までは特に申請をしないでも受けられるのです。ただし、3回目からは再検査手数料が必要になります。大事なのは不合格になった理由です。理由によっては当日に再検査を受けるのが難しい場合もあります。ユーザー自身の操作ミスで不合格になった場合は、もう一度受けることで合格する可能性があります。不適格個所をようく注意して検査を受ければいいのです。不安な人は最終BOXの検査官にアドバイスをもらいましょう。車自体の軽い問題で不合格になった場合には、対処できる時もあります。ヘッドライトの光軸調整であれば、近くのテスター屋で調整も可能なのです。当日に対処できる事柄であれば、もう一度トライするといいでしょう。

 

当日以降に修理して再受験をするとき

少し修理が必要になる不具合箇所が見つかったときには、当日に再受験をするのは難しいです。ディーラーや整備工場に修理に出せば、何日か必要だからです。不具合個所を修理できたら、再検査を受けます。その場合には検査官に再検査である旨を伝えて、合格したラインを素通りして不合格箇所だけの検査を受けられます。そこで合格すれば、晴れて検査証がもらえるのです。ただし、再検査は初回の検査から2週間以内というルールが存在します。2週間以内であれば不具合個所のみの検査で合格できますが、それ以降になるともう一度始めから検査を受け直さなければなりません。手数料は再度初めて受ける検査料を払う必要があります。ですので、不具合を修正したらすぐに再検査するといいでしょう。

 

不合格になったら車には乗れなくなるのか

通常は車検証がなければ車を運転することはできません。ユーザー車検で不合格になったときには、限定自動車車検証というものを無料で発行してもらえます。これは二週間の限定車検証で、一般の車と同じように公道が走行可能です。この車検証があればユーザー車検で不合格になっても、車は動かせます。修理工場に持ち込むにしてもこの車検証がないと不便なのは間違いありません。また、不具合個所が修正されたことを確かめるために車に乗れないというのは不便です。ですので、車検証があるうちに修理や整備をして再度検査を受けるといいでしょう。また、限定自動車車検証があるので、再受験の手数料は初回の検査料よりも安くなります。ユーザー車検で不合格になってもこのような救済措置があるのです。

2017-09-29 | Posted in +α 車検の知識Comments Closed 

 

効率よくユーザー車検を終えるコツ

ユーザー車検は数ある車検の中で最も費用を抑えられますが、検査を含む全ての手続きを自分で行わなくてはいけません。そのため、事前に当日の流れを知っておいたり検査ラインでスムーズに検査を行うための準備をしてくことが大切です。今回は効率よく車検を終えるためのポイントについてご紹介します。

 

事前に当日の流れを把握しておいて必要な物を揃えておく

ユーザー車検を効率よく終わらせるためには事前に当日の基本的な流れについて知っておくことが大切になります。
まずは実際に行う検査の項目についてです。ユーザー車検は自分で検査を行うといっても検査の場には運輸局のスタッフが待機してくれているため、車の知識がなくても問題はありません。しかし、点検する箇所を事前に知っていれば車検場に行く前に自分の車が検査に通るかの確認をすることができます。もし検査に引っ掛かりそうなポイントがあれば修理をしておくことでやり直しの手間を省くことができるのでおすすめです。
そのほかにも、当日になって慌てないように、車検の手続きに必要な書類や費用についてもしっかり把握しておく必要があります。

 

検査場でスムーズに検査ができるように準備を行う

車検当日は検査場に入る順番待ちをする時間もあって、この順番待ちの時間を利用して事前に装備を外しておくといった必要な準備をしておけば検査をスムーズに行えます。
まず比較的簡単に行えるのがホイールキャップの取り外しです。車の車種によっては、タイヤにホイールキャップやカバーが付いている物もあります。検査の中にはホイールのボルトの緩みを点検する項目が含まれていて、付いている場合は外さなくてはいけません。そのため、事前に取り外しておけば無駄な時間を省けるのでおすすめです。
そのほかにも、ヘッドライトの点検でも事前に準備をしておけるポイントがあります。ヘッドライトはハイビームの検査だけでロービームは必要ありません。こちらも車の車種によってはハイとローのライトが同時に点灯する車があるので、事前にロー側を隠しておくと検査の効率が上がります。

 

万が一検査に通らなかったことを想定して早めの予約を取る

ユーザー車検を行う人は、事前にインターネットか電話で運輸局に予約をする必要があります。予約の時間は午前と午後の2種類の中から希望の時間を選べますが、効率よく終わらせたい人は午前中の予約がおすすめです。
ユーザー車検には1度の予約で3回まで検査場に入ることができる決まりがあります。つまり何らかの事情によって車検が通らなかった場合であっても、3回まではチャンスがあるのです。そのため、午前中に予約を取っておけば仮に1度で車検が通らなくてもその日の午後にもう一度検査を行うことができます。遅い時間に予約を取ってしまって車検が通らずに次の日に持ち越しといった二度手間にならないように、早めの時間帯の予約が大切です。

2017-09-29 | Posted in +α 車検の知識Comments Closed 

 

テスター屋徹底解説!

テスター屋は、ユーザー車検のときの強力な味方です。テスター屋では、ユーザー車検を受ける前、不合格になってしまった後に、車検場と同等の検査を行って、車の不具合箇所を特定し調整してくれます。テスター屋について、費用や利用法などを徹底解説です。

 

テスター屋とは何か

テスター屋とは、運輸支局などで行う本当の車検と同様の検査(テスト)を行ってくれる業者のことで、予備試験場という呼び名を使われています。運輸支局の近くに点在していて、「テスター」や「テストセンター」の名称を営業している業者が多いようです。テスター屋は、もともと車屋などの車両関係者向けのサービスだったこともあり、中には「一般客お断り」の対応をしていることもあります。ですが、ユーザー車検を行う際にはとっても心強い味方ですので、ご利用される運輸支局の近くのテスター屋を探してみて、ぜひ利用してみることがおすすめです。大規模に運営しているテスター屋なら、一般客向けの接客に慣れているだけではなく、車検に向けてのアドバイスなどもしてくれる場合もあります。

 

テスター屋の料金

テスター屋の料金体系は、フルコース(フルセット)と部分的な検査に分かれています。フルコースとは、サイドスリップ、制動力測定、スピードメーター、排気ガス、光軸の5項目を、すべて検査するものになっています。フルコースの料金は、テスター屋にとって様々ですが、3000円~8000円程度が多いです。ただし、テスター屋で8000円を使ってしまうと、ユーザー車検の魅力の一つである車検費用の安さというものが薄れてしまいます。部分的な検査は、事前に不具合が予想される箇所であったり、車検で不合格になった箇所のみを検査し、調整してもらう方法です。料金は、箇所によっても異なりますが、1500円から3000円程度を見込んだほうがいいかもしれません。

 

テスター屋の利用方法

テスター屋は、車検前に利用する方法と、車検に不合格になった後に利用する方法に分かれます。車検前に利用する方法は、ユーザー車検を初めて受ける人や、不具合箇所の予想がついている人におすすめです。ユーザー車検が初めての人は、何かと緊張してしまいがちなので、事前に模擬検査としてフルコースを受けておくのも良いかもしれません。もちろん、費用が余計にかかってしまうのはデメリットですが、最初の一回は授業料だと思うのも一つの手になります。しかし、テスター屋の利用で一般的なのは、車検に落ちた後に利用する方法です。整備関係の業者でも、車検に落ちた場合の対処法の一つとして、テスター屋を利用します。車検に落ちた後に利用する方が、必要な箇所のみ検査と調整を依頼できますので、余計な出費をしなくても済むのもメリットの一つかもしれません。

2017-09-29 | Posted in +α 車検の知識Comments Closed 

 

ユーザー車検にデメリットはあるのか?

ユーザー車検は安い費用で行えるなどメリットは数多くありますが、時間や手間といったいくつかのデメリットがあることも知っておかなくてはいけません。そこで今回はユーザー車検のデメリットについて詳しくご紹介します。

 

車検を行える時間や曜日が限られている

ユーザー車検は自分で検査を行うことで費用を安くすることができるという点がメリットです。しかし安くできる反面、時間と手間を必要とするデメリットもあるのです。ユーザー車検はそれぞれが住んでいる自治体にある運輸局に自分で車を持ち込んで検査を行いますが、営業時間は平日の日中に限られています。そのため、仕事をしている人が日曜日の休みを利用してといった方法はできません。また、事前の予約が必要となるため時期によっては混雑して自分の希望の時間が取れないこともあるので、時間が限られている人は注意が必要です。その代わりに、午前中など早めの予約が取れればその日のうちに手続きが完了して自分の車で帰れるというメリットもあります。

 

24ヶ月点検は知識がないと費用が高くなってしまうことがある

自分の車を公道で走らせる許可を得るために必要な検査が車検になりますが、それとは別に24ヶ月点検という検査も必要です。24ヶ月点検とは次の車検の時まで車が安全に走行できるように整備を行う物で、通常は自分で整備工場に持ち込んで専門の整備士に依頼をする形になります。しかし、整備工場に持ち込んで依頼を行うと別途費用が必要で、せっかくユーザー車検で費用を抑えても結果的に高くなってしまうケースも少なくありません。
そこでおすすめとなるのが自分で行う方法です。点検を自分で行うには車についての専門的な知識を身に付けなくてはいけないため、時間や労力という点ではデメリットに感じることもあります。しかし、車を所有している限り車検や点検は必ず行わなければいけないので、自分の愛車について詳しく勉強できるのは万が一の時に備えて安心できるというメリットに繋がるのです。

 

自分の操作ミスで不合格になってしまうケース

ユーザー車検は車を検査場に持ち込んで全て自分で検査を行うため、自身の操作ミスによる原因で不合格となってしまうケースも少なくありません。比較的多いとされる失敗例はハンドル操作のミスやブレーキの踏み込みの甘さなどです。車自体に何の問題もないのに、ブレーキの踏み込みが甘かったせいで効きが悪いと判断されて不合格にされてしまうこともあります。不合格になってしまうと改めて検査を受け直さなくてはいけません。一般的な車検であれば専門のスタッフが検査を行うのでこういったミスもなく、こういった点はデメリットに感じることもあります。
しかし、自身の体験によって愛車の性能を知ることができるのは大きなメリットです。日常でブレーキを限界まで踏むような経験はなかなかできないので、どの程度まで踏み込めるかなどを事前に知っておくことは事故を未然に回避する上でも大切と言えます。

2017-09-29 | Posted in +α 車検の知識Comments Closed 

 

ユーザー車検のメリットとは?

費用を抑えたいならユーザー車検という方法があるのですが、難しいというイメージがあるせいか、チャレンジする人は少ないです。確かに初めての場合だと手間取ってしまうケースもあるのですが、それを差し引いたとしても得られるメリットは多いです。

 

費用が圧倒的に安く済む

専門の業者に依頼してしまうと、どんなに安く請け負っているところだったとしてもそれなりの費用が必要になります。
その理由は、車検を受けるための費用に加えて、人件費や手間賃などが上乗せされるからです。その反面、ユーザー車検の場合ならそれらはすべていらないので、この時点でかなりのコストダウンができます。さらに消耗品などの交換が加わると、部品代は当然ですが、工賃がかかるためやはり割高になるのです。業者によっては洗車やオイル交換など、車検には関係のない作業を勝手に行なってしまう場合も考えられます。サービスなら良いですが、その費用も請求されるといった事態もゼロではないですが、自分でやれるならお金はかからないです。

 

時間も節約できるようになります

ユーザー車検を行なうためには、どこを検査されるのかを知っておかなければなりません。そして該当する部分に不備があるなら修理したり交換したりしますから、自然とトラックの構造などに詳しくなっていきます。おまけに必要な書類をそろえなければなりませんし、税金や保険料についても学ぶ必要があります。一見するとかなり面倒に感じてしまうでしょう。
ただ、これらを経験しておくのは非常に大切です。トラックなら毎年車検をするわけですから、何度も繰り返していけばやがて慣れていきます。すると、どこかのタイミングでスムーズに通せるようになりますから、何台も請け負っている業者に比べればはるかに早く作業が終わるため、結果的に時間も節約できるのです。

 

いざという時に役立ちます

トラックを走らせていると、急に異音がする、ブレーキの効きが甘い、ライトが点かなくなったなどといったトラブルが起こる場合も珍しくありません。通常なら修理業者に持ち込むか、現場まで来てもらわなくてはならない事態です。その点で言えば、ユーザー車検をしていると、自分で解決できるかもしれないです。そもそも不意の出来事に対応できるだけの知識と技術があれば、大事に至る前に手を打てる可能性が高いですから、車検以外でも費用や時間を無駄にするのを避けられます。
もしも完璧に整備できるなら、家族だけでなく、友人や知り合いのトラックも車検を通してあげられるので、ユーザー車検を経験しておくと何かと便利であるのは間違いないでしょう。

2017-09-29 | Posted in +α 車検の知識Comments Closed