気になる車検費用

ユーザー車検で車検費用は安くなる!?

道路を走る自動車は2年に1度の車検が義務づけられていて、受けなかった場合罰則の対象となるため、必ず行わなければならない作業です。
そんな2年ごとの大出費、車検費用を少しでも安く抑えられる方法、ユーザー車検についてご説明します。

 

車検とは何をして、何にお金がかかるのか

一口に車検と言っても、ただ検査場に車を持って行けば良いわけではありません。
以下のようなことをします。

・車検に合格するための分解、点検、整備(予備検査)
・車両を良好に保つための分解、点検、整備(24ヶ月点検)
・車検に必要な書類の作成
・検査場での手続き

業者に車検を任せると、これらを全て行ってくれます。
厳密には、24ヶ月点検は車検の後でも構いませんが、必ず行わなければなりません。

かかる費用としては、
・点検のための技術料
・交換が必要になった際の部品料
・手続きを代行するための手数料
・重量税や自賠責保険料、検査場での手数料などの法定費用
などがあげられ、法定費用はどの業者に頼んでも、ユーザー車検で済ませても、1円も変わることはありません。

 

自分でやる、ユーザー車検

車検の流れが分かったところで、ユーザー車検はどのようなことをするのでしょうか。
全て自分で行うと言っても、全く業者を頼らなくても良いかというと、そうでもありません。

・予備検査
・24ヶ月点検

この2点は、素人ができることではありませんし、正確な知識や技術がなければ大惨事を起こしかねません。
素直に業者にお願いする必要があります。
自分でできるのはこの先です。

・車検に必要な書類の作成
・検査場での手続き

この2点の他にも、車検の予約も取る必要があります。
急に行っても検査してもらえないので気をつけてください。
車検有効期限の1ヶ月前から車検を受けられます。
検査場にもよりますが、車検希望日のおよそ2週間前から予約を受け付けているようです。

 

なぜ料金の差がでるのか

こうしてみると車検には様々な工程がありますが、業者に依頼してもユーザー車検にしても、する工程は同じです。
ではどこで金額が変わるのでしょうか。
これはやはり、手続きを代行するための手数料、これに他なりません。
しかし、車検は平日の昼間しか受けられないため、時間が取れない方も多いでしょうし、なにより手間がかかります。
必要な書類を揃えるのはもちろん、点検をしてもらったり予備検査をしてもらったり、前段階でかかる時間も少なくありません。
これらを踏まえてどちらが得になるのかと言えば、これは人それぞれではないでしょうか。
ユーザー車検のための時間が取れる方、それが苦にならない方にとっては、安くできる良い方法だと言えるでしょう。

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